QRコードの商標・ライセンスガイド
QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。コードの生成や読み取り自体は仕様を守ればロイヤリティ不要ですが、名称の表記やブランド利用にはルールがあります。ざっと確認して安心して使いましょう。
ℹ️ まず押さえたいこと
技術仕様と商標権を分けて考えると整理しやすくなります。
要点メモ
- 👉 「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標。表記にはクレジットを添える。
- 👉 規格は ISO/IEC 18004 で公開されており、仕様準拠なら生成・読み取りにロイヤリティは不要。
- 👉 商標を自社サービス名に組み込む、公式ロゴを広告に使うなどは事前確認が安全。
✍️ 商標表記の基本
「QRコード」という名称を使うときは、初出付近やクレジット欄で登録商標であることを明示します。
よくあるシーンと表記例
| 利用シーン | 推奨表記例 | 備考 |
|---|---|---|
| Web記事・LP | 本文やフッターに「QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。」と記載。 | 初出近くで示すと読者に伝わりやすい。 |
| ポスター・チラシ・パッケージ | 余白に小さく「QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。」を併記。 | サイズが厳しい場合は脚注扱いでもOK。 |
| アプリUI・取扱説明書 | ヘルプ/クレジット画面に商標クレジットをまとめて掲載。 | スクリーンショット配布時にも残せる場所に入れる。 |
| 公式ロゴ(QR Codeロゴ等)の使用 | 公式ガイドラインに沿って色・余白を維持。 | ロゴ配布ページの指定サイズや禁止事項を遵守する。 |
💰 ロイヤリティと問い合わせの目安
仕様準拠の生成・読み取りは無償ですが、ブランド利用や派生規格は別途確認が無難です。迷ったら公式サイトの最新ガイドラインをチェックしましょう。
ケース別の整理
| ケース | ロイヤリティ | 補足・判断のヒント |
|---|---|---|
| QRコードを生成・読み取る機能を実装 | 不要 | ISO/IEC 18004 準拠かつデンソーウェーブのオープンライセンス範囲。OSSライブラリを使う場合も仕様準拠を確認。 |
| QRコードを印刷・配布(チラシや製品同梱など) | 不要 | 印刷品質と読み取り可否を確認し、商標クレジットを併記する。 |
| 自社サービス名に「QRコード」を含める | 要相談 | 商標の一部として使う場合は混同を招かない名称かを確認。代替として「QRコード対応〇〇」のように説明を足す。 |
| 公式ロゴやブランドシンボルを広告に使用 | 要相談 | 公式のロゴ使用条件を順守し、不明点は問い合わせる。 |
| 派生規格を自社ブランドとして配布 | 要相談 | 互換性やブランドの混同が生じるため、商標権との抵触リスクを確認する。 |
🧭 手早くできるコンプライアンスチェック
初稿レビューで5分あれば確認できる項目です。
チェック項目
- ✅ 生成・読み取り処理が ISO/IEC 18004 の仕様に沿っているかを確認する。
- ✅ 本文・UI・配布物の初出付近に「QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。」を明記する。
- ✅ 公式ロゴを使う場合は色・余白・比率などガイドラインの禁止事項に抵触していないかをチェックする。
- ✅ サービス名やドメイン名に商標を含める場合、混同を避ける命名や説明文になっているかを見直す。
- ✅ 最新の公式サイト(QRコード公式サイト)でガイドライン更新がないか念のため確認する。